7月27日〔日〕 「おはようございます」 「うにゅ おはよう…ございましたぁ〜 くー…」 「二度寝するなぁ!」 「あう、ベッドきもちいい…」 |
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約一週間ぶりにベッドで目覚ました。 ホテルの朝は、ゆっくりできて良い、テントを畳まなくてもいいのが良い。 一昨日からの風邪も少しマシになった気がします。 ベッドマンセー! とりあえず昨日コンビニで買っておいたおにぎりで朝食を済ませることにします。 日曜の朝のひとときをガオレンジャーと555を観ながらマターリ朝食。 |
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ん?555? 「黒猫さんっ、フェリーって9時乗船開始なんじゃ?」 「おおう、いけねぇ!急いで出発準備だ!」 あわててチェックアウトを済ませ、荷物をメルクールに積み込みます。 「わーん、急いでくださーい!」 「へーきへーき、港まで5分もありゃ着くって。」 |
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ターミナル前まで来ると、乗船待ちのバイクの列が見えます。 まだ乗船開始まで時間がありそうです。 「よし、船内での食料を確保するぞ。」 「ええ〜っ 乗り遅れますよ〜」 港横のコンビニでインスタント食品を調達してターミナルに滑り込みます。 チケットは舞鶴で手続き済みなので、そのまま乗船スロープへ… 車列に並んだ時には、バイクの乗船が始まってました。 いや、セーフセーフ。 帰りのフェリーは「ニューあかしあ」 北海道に来たときと同じフェリーです。 |
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来るときは、あんなにたくさん居たライダーも、帰りは30台程度。 みなさんまだまだ北海道を満喫中なんだよな。 こんなに早く帰らなければならないのが悔しく感じてしまいます。 夕焼けに、いつまでも遊び続ける子供達。 でも、宵闇の訪れとともに帰らなければならないのですね。(永住しちゃう人を除く) そして、ついに乗船。 北の大地とお別れです(T_T) |
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係員の誘導に従い、スロープを登って船内に入ると あれ?乗る船間違えた? 車両甲板はカーキ色の物々しい車で埋め尽くされています。 ここは揚陸艦ニューあかしあ? 実は陸上自衛隊第12普通科連隊の皆さんが乗船していたのです。 つか輸送船とか使わないのか? |
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メルクールから荷物を降ろし、船内で必要な物以外を網棚に乗せます。 やっぱりコレが面倒ですね。 甲板員が彼女を固定するのを確認して、旅客甲板に上がってチェックインを済ませます。 なんだかさっきチェックアウトしたばかりのような気がするんだがw 帰りも二等寝台を予約していたので、ベッドに行って荷物を置いて一休み。 正直、風邪が治ってないので寝台で良かったです。 |
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しばらくすると船内放送で、潮祭の御輿による見送りセレモニーがあるとのことだったので、上甲板に上がって見物することにします。 往復共に特別イベント有りなんてラッキー♪ 先程まで乗船する車が停まっていたスペースに、わらわらと人が集まってきて、御神輿の練り歩きが始まりました。 「同じ所を右往左往する御輿って…マヌケだな…」 「上から見ると余計に違和感ありますね…」 |
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そして、エンジン音のトーンが高くなると共に汽笛が一鳴。 出港。 出港にあわせてヒートアップする御輿に見送られて小樽港を離れていきます。 |
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「さらば〜小樽よ〜 旅立〜つ船は〜 新日本海フェリ〜 ニューあ〜か〜しあ〜♪」 「替え歌?!」 「北海道を離れ 舞鶴港へ 思い出胸に 今〜旅〜立〜つ〜♪ 必ずここへ〜 帰〜って来ると〜 御輿の人に〜 笑顔で応え〜〜♪」 「語呂悪っ!!」 「ほっとけっ!」 |
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船はどんどん小樽の街から離れていきます。 この光景は何度経験しても思いは一つ。 また帰ってくるからなっ! 北の大地が見えなくなるまで後甲板で黄昏れてました。 本日の走行距離 : 2km(少っ!) 積算走行距離 :2,923km |
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7月28日〔月〕 子供の声で起こされる。 天○教の北海道各支部の子供達が乗っていて、船内を走り回っているのだ。 どうやら天○教のイベントに参加するために、奈良へ行くみたいです。 航海は順調、午前中は薬飲んでブニャブニャすることに… しかし暑い。 能登半島沖を通過する頃には、体感湿度がイッキに上昇。 うあー 梅雨の本土に近づいてきたよ〜! |
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「間もなく本船は舞鶴港に入港します。」 「湾内に入ったみたいだな、外に出てみるか。」 「何か面白い物が見れるかも…って何ですかコレは!」 「第12普通科連隊の皆さんだな。」 「うあー 甲板が迷彩色です。」 自衛隊の皆さんも退屈してたのでしょうか、甲板には迷彩服の集団がウロウロしています。 でもね、民間船での移動中くらいは私服でもいいんじゃないでしょうか? |
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港に近づくと、護衛のため後方に着いていた「あまぎり」が離れていきます。 ホントに輸送艦じみてきたな、この船。 ♪チャーラーラー チャッチャラーチャッチャラー♪ 「おっ しょーきさんから着信だ。」 「何故にダースベイダーのテーマ?」 「もしもし〜 黒猫です〜。」 「今、船が見えたよ〜。」 「え?!港に来てるん?」 急いで艦尾から右舷側を通って、港のある艦首方向に周りますが 「あれ?右方向に回頭し始めましたよ?!」 「しまったっ!入港時はバックで侵入するんだった!」(初日参照) 艦首から客室通路に入って、左舷側に出ますが港は既に左舷後方に… 「はぁー はぁー 結局一周してきてもたやんけっ!!」 「ふぅ ふぅ… あの、途中で引き返したら良かったんじゃ…」 「来た道を戻るなんてクソ喰らえじゃ! 優しくいうとウ○コ食べろだっ!」 「言い直さなくてもいいです…」 |
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元居た後部甲板に戻ってきて、再びしょーきさんと連絡します。 「もしもし、港の見える位置に(戻って)来ました。」 「今、岸壁につきさんと二人で居るよ。赤い服着て、横に車が停まってる。」 …って遠すぎて見えんわっ! |
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ですが、カメラを持ってきていたので、ズームを使えば確認できるのでは?と思い、試してみることに… とどけZOOOOOM! 「あーっ 居ました居ました! しょーきさん発見!」 「えー? 黒猫さんどこに居るの? わからへん。」 あたりまえじゃ(苦笑) そして、フェリーは徐々に進んで行き、お互い肉眼で確認できる距離に… さむずあーーーーっぷ!! |
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![]() ![]() 撮影:俺様 撮影:水無月しょーき |
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まさか最終日までイベントが発生するとは思いませんでした。 はっきり言って嬉しいですね。(ネタに困らなくて) そして着岸。 下船準備のため一旦船内に戻ります。 やっぱりバイクは一番最後に下船なんですよね〜。 車、徒歩の人の下船が終わると、車両甲板に通されます。 シートに荷物を固定して、エンジン始動。 ストレスなく吹け上がるエンジンを確認して下船スロープに向かいますが… 乗り心地悪っ! 北海道の低温下で適正化したタイヤの空気圧が、気温の上昇で膨張してパンパンになってました。 まぁ、このあとは高速走行なのでいいかと納得して下船します。 |
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![]() 撮影:水無月しょーき |
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ただいま〜! とうとう帰ってきてしまいました。 しかし暑いです。 舞鶴の気温は28℃、道東と15℃も差があるやん! 風邪の方も、温かいので寒気はしませんが、鼻水と咳は相変わらずです。 とにかく、待ってくれているしょーきさんとつきさんに 「ただいまー!」 「「おかえりー!」」 「はい、コレお土産」 と、しょーきさんに頼まれていたホクレンマップを渡します・ しょーきさんはこの後、8月後半に渡道することになっているのです。 しょーきさんのサイトpsyche-delic(Report → HokkaiDollTouring) 「あれ?もっとゴツイのなかった?」 「え?ソレとちがうん?」 俺が持ってきたのはホクレンで配布しているマップですが、どうやらホクレンで販売しているマップがあって、しょーきさんはそちらを所望していたみたいです。 いや、申し訳ないっす。 |
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「ただいま〜」 「おかえり〜!!」 「おかえり…なさい…」 1/6でも斉藤姉妹がお出迎えに来てくれてましたw 「お土産は〜?」 「…お土産…」 「あなた達、来月北海道へ行くんでしょう?」 「ソレとコレとは話が別にゃ!」 「…カニ…」 「コイツラ…(−_−メ)」 |
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フェリーターミナルとニューあかしあをバックに記念撮影。 その後、しばししょーきさんつきさんと土産話に花を咲かせます。 ホントは赤煉瓦倉庫なんかにも行きたかったのですが、気が付いたらもう18時です。 「黒猫さんはどういうルートで帰るの?」 「一般道で大阪まで行こうと思ってたんだけど、遅くなったから全線高速で帰るわ。」 「じゃ、ICまで一緒に帰ろう。」 |
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しょーきさんの先導で最寄りICまで走ります。 そして、IC手前の信号でお別れ。 「じゃ、気をつけてね〜」 「しょーきさんもね〜」 ここからは舞鶴道→中国道→近畿道→阪和道と高速を使って帰ります。 |
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途中に休憩や食事を挟みながら、紀ノ川PAに着いたのは21時過ぎ。 自宅に着いたのはさらに一時間後。 とうとう旅が終わってしまいました。 今回の旅は、第一に風雨来記に出会ったことがきっかけでしたが、独身最後の北海道ツーリングだということもありました。 正直、結婚してしまうと一人で北海道ツーリングは難しくなると思われたので、北海道の走り納めのつもりで楽しんできました。 |
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でも やっぱり、また行きたいねっ!! |
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本日の走行距離 : 243km+甲板一周 総積算走行距離 : 3,166km |
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後日談 熱は下がったものの、咳が一向に治まらないので病院に行くことに。 診断結果はアレルギーによるものだとか… あの日なんか特別な事したっけ…? 「トド肉が悪かったんじゃないですか?」 「アレか!」 結局咳が治まったのは半年近く経ってからでした。 |
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